【猿田彦】
生年月日:未詳
年齢:未詳
干支:未詳
星座:未詳
時代:弥生時代
出身地:出雲国
名前:猿田彦(サルタヒコ)
関連氏族:国津神、猿田氏の祖、猿女氏の祖、斎部氏の祖、稗田氏の祖
祀られている神社:椿大神社
猿田彦神社
父:未詳
●日本神話によると、天照大御神に遣わされた瓊瓊杵の道案内をした国神。
●のちに、瓊瓊杵に随伴した天鈿女を配偶者にし、伊勢に住む。
●大国主を助けた支(枳)佐加比売が母親とされる。
●出雲国風土記によると、加賀の潜戸(現・島根県松江市北部)で生まれたと記されている。
【妻:天鈿女】
生年月日:未詳
年齢:未詳
干支:未詳
星座:未詳
時代:弥生時代
出身:丹波国
関連氏族:天孫族、忌部氏
祀られている神社:椿大神社
猿田彦神社
伏見稲荷神社
宮比神
子:未詳 - 猿田氏の祖、猿女氏の祖、斎部氏の祖、稗田氏の祖
●天鈿女は、日本神話にとってとても重要な存在。
●天照大御神と素戔嗚の誓約の前、素戔嗚が高天原に昇ってくるのを天細女が見つけ、天照大御神に報告した。
●岩戸隠れで天照大御神が天岩戸に隠れて世界が暗闇になったとき、神々は大いに困り、天の安河の川原に集まって会議をした。思金神の発案により、岩戸の前で様々な儀式を行った。その時天細女は裸で踊った。これが日本で最初の踊り子(芸能)とされる。
●天孫降臨で邇邇芸に随伴して、高天原から豊葦原中国に降りる。その後、猿田彦と夫婦になる。
●猿田彦と天細女には、具体的な子は記されていないが、猿田氏、猿女氏、忌部氏(斎部氏)、稗田氏など子孫がいる。
●記紀神話では天照大御神に仕えていた天細女だが、伏見稲荷退社の社伝では宇迦之御魂命に使えている。さらに宇迦之御魂命は豊受大御神だという。それは、伊勢外宮豊受大御神と伊勢内宮天照大御神に仕えている。
●伊勢内宮では、宮比神を天細女としている。
●丹後国二宮・大宮売神社では、大宮売と若宮売を祀り、大宮売が天細女、若宮売を豊受大御神としている。
●ここでわかるのは、豊受大御神より、天細女が立場が上ということ。

