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藤原実遠

【藤原実遠】​

生年月日:?〜1063年(康平6年)

干支:未詳

星座:未詳

時代:平安時代

名前:藤原実遠(フジワラノサネトオ)

関連氏族:中臣氏一門、藤原氏

父:藤原清(フジワラノキヨカド)

母:未詳

姉妹:未詳 - 大中臣能宣室

●平安中期の伊賀国の領主。父の所領を受け継ぎ、伊賀、阿拝(あえ)、山田、名張(なばり)の全4郡に多くの所領をもっていた。

●1028年(長元1)の私宅火災ころからしだいに所領経営が困難となり、東大寺とのつながりを深めるなど懸命の努力にもかかわらず再建に成功しなかった。彼に1人の跡継ぎとなる男子もなかったことも経営没落の大きな要因であろう。

●1056年(天喜4)には養子の甥・藤原信良にその所領を譲っている。

●この実遠の所領のうち名張郡のものは、しだいにその子孫の手から離れて東大寺領となっていき、黒田荘の出作・新荘とされていった。

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